今回はトランプマジックの紹介をしていきます!
”選んでもらったカードを当てる”というシンプルなマジックなのですが、輪ゴムを使って面白い見つけ方をします。
派手なマジックではないですが、このようなマジックが一番ウケたりします。
ぜひ最後までご覧ください!
このマジックの良いところ!
このマジックの良いところは、演出がシンプルでわかりやすいところです!
選んでもらったカードを探すというよくあるマジックですし、他に使う道具も輪ゴムくらいです。
演出も特別ややこしい動きはないので、相手も観やすいです。
最後の現象は、輪ゴムを使ってトランプの束から選んでもらったカードを飛び出させるので、クライマックスは見ていて面白いです!
最後までわかりやすいこのようなマジックこそウケるので、覚えておくと良いマジックです!
このマジックの難しいところ。。。
最後に選んでもらったカードを出現させるのですが、そこの感覚をつかむのに少し練習が必要です。
詳細は解説でしますが、輪ゴムが伸び縮みするのでそこのコントロールに手こずるかもしれません。
選んでもらったカードを出す前に「ぴょん!」とカードが出てきてしまったり、不自然さがでてしまう可能性があります。
しかしそこまで難易度は高くないので、毎日少しずつ練習を重ねて感覚をつかみましょう!2,3日で慣れてくると思います!
選んだカードが飛び出すマジックの紹介
それではマジックの紹介をしていきます。
輪ゴムを使うとこんな見つけ方もできますよ!ではご覧ください!
マジックの紹介(実演)
・相手に1枚カードを選んでもらいます
・覚えてもらったらそのカードを束に戻して混ぜていきます
・今回は輪ゴムを使って見つけます!怪しいところがないか確認してください
・輪ゴムをトランプの束にかけます
・束のトランプを半分後ろにまわします
・すると、選んでもらったカードが飛び出してきます
解説の前にチェック!!『トップコントロール』
このマジックでは『トップコントロール』というテクニックを使います。まずはこのテクニックの解説をしていきます!
簡単にできるトップコントロール解説
『トップコントロール』とは・・・特定のカードを束の一番上に移動させる方法
①相手に選んでもらったカード(ジョーカー)をトランプの束の上に置いてもらいます。
②トランプの束を3つくらいに分け、テーブルに置きます
③一番上は移動させないようにランダムにまた1つの束に戻します
④③の動きを2,3回繰り返します。上は動かさないようにして不規則に繰り返すと案外わからないものです。
⑤①~④だけでは少し物足りないのでトランプの束を反対にし、今度は一番下を動かさないようにしてシャッフルしましょう。
⑥写真のように選んでもらったカード(ジョーカー)の位置は変わっていません。
動画や本記事では一番簡単な方法を紹介しました!正直に言うと簡単すぎるのですが、初めはこの方法でOKです!
もう少し実践向き、実用的なトップコントロールはこちらの動画で解説しています!気になる方はぜひご覧ください。
種明かし&解説
相手に1枚カードを選んでもらいます
→ここはランダムに選んでもらいます。どんな選び方でもいいです。
覚えてもらったらそのカードを束に戻して混ぜていきます
→ここで先ほど解説した『トップコントロール』を使ってまぜていきます。次の場面ではトランプの束の向きを絵柄側にしたいので、上の解説通り進めていけばスムーズに次にいけますよ!
今回は輪ゴムを使って見つけます!怪しいところがないか確認してください
→このタイミングで輪ゴムを出してきます。輪ゴムを確認してもらている間にする事があります!
この間に一番下のカード(選んでもらったカード)とトランプの束の間に小指でブレイク(隙間)を作ります。
☆一番下のカードにブレイク(隙間)を作る方法
①人差し指で1枚カードをずらします
②すると1枚のカード全体が浮くので、その隙間に小指をかませます。
③正面から見ると違和感はありませんが、横から見ると分かるので角度に気を付けましょう
輪ゴムをトランプの束にかけます
→普通に輪ゴムをかけるのではなく、先ほど作ったブレイク(隙間)を通してかけます。要するに一番下のカードには輪ゴムがかからないようにします!
束のトランプを半分後ろにまわします
→トランプの束の上半分まくらいを持ち上げ、下に回します。すると選んでもらったカードが輪ゴムがかかっていない状態で真ん中にきます。
すると、選んでもらったカードが飛び出してきます
→支えている手を緩めると、伸びた輪ゴムが選んでもらったカードを押し出します。
手の緩め方で勢いよく出したり、ゆっくり出したりできます!好みの方でやってみてください!
まとめ
シンプルなマジックなので相手も観やすいです。クライマックスに飛び出す現象を起こすので最後は面白く、とてもウケのいいマジックです!
最後の現象は少し練習が必要です。慣れればそこまで難しくないので毎日少しずつ練習すればできるようになります!