10枚のトランプでできる、選ばれたカードを当てるマジック!数学的なトリックを紹介

今回はトランプマジックの紹介です!

一言で”トランプマジック”と言っても数多くありますが、今回紹介するものは数学的な法則を利用した、少し変わったマジックです。

テクニックは不要で、比較的簡単なものですが、手順を少し覚える必要があります。

現象も面白いマジックですので、ぜひ最後まで御覧ください!

このマジックのメリット・デメリット

はじめにこのマジックのメリット・デメリットを紹介します。

  • メリット1:テクニック不要で種がバレにくい!
  • メリット2:トランプをあまり触らずできる!
  • デメリット:手順を間違うと失敗する。

手順を確認しながら3,4回練習すればスムーズにできるようになると思います。覚えることは多くないのでその日のうちにできるようになります!

メリット・デメリットを理解し、マジックの演技により磨きをかけていきましょう!

メリット:テクニック不要で種がバレにくい!

このマジックの最大のメリットはテクニック不要で、種がほぼバレないことです!

数学的な法則を利用しているマジックですので、相手が余程の数学マニアでなければバレることはありません。

テクニックを使うマジックの場合、ぎこちなさや少しのミスでバレることもあります。しかし、テクニック不要で「手順を正しく行えば必ずそうなる」と言った法則があるマジックは最後までスムーズに進めることができます。

テクニックが不要なので場所を選ばずどこでもできるのもメリットですね!

メリット:トランプをあまり触らずできる!

トランプマジックの中でも、マジシャンがあまりトランプを触らないマジックです。

このマジックはマジシャンの指示で相手にトランプを触ってもらいますので、選んでもらったカードを当てるときに触るくらいです。

テクニックを使い、カードを操るマジックは華麗で見応えのあるマジックです。しかし、あまり触らず不思議な現象を起こすことができるのも凄いことです!

マジシャンがあまり触ってないのにマジックを成功させるので、不思議さも大きくなります。

デメリット:手順を間違うと失敗する。

テクニック不要で種がバレにくい!と言いましたが、手順を間違うと普通に失敗します(笑)

法則があるため、その流れを間違うと違う結果になるというシンプルな理由です。自分のミス、相手のミスなど失敗の理由はありますが、手順がとても重要になります。

しかし、そこまでたくさん覚えることはありませんので落ち着いてやればできるばすです!

マジシャン側のミスは失敗でしかありませんが、相手がわざと違うことをしたときの対処法などは解説していきますので参考にしてくだい。

マジックの紹介

10枚のトランプを使ったマジックです!

数学的な法則を使ったマジック、まずは実演を御覧ください!

マジックの紹介(実演)

・ランダムにトランプを10枚出します

・トランプを裏向きに混ぜます。その後相手にも混ぜてもらいます

・ここからマジシャンは後ろを向いて相手に指示通りにやってもらいます

・「トランプの束の1番上のカードを見て覚えてください。覚えたらもう一度、束の上に戻してください」

・「次に心の中で1から10までの数字を思い浮かべて、その枚数だけ上から下にカードを回してください」(動画では”5”)

・ここで一度マジシャンは選んでもらったカードを当てにいきます。しかし、わからないのでもう一度探します。

・再度後ろを向いて指示を出します

・「次は先程思い浮かべた数字に”1”を足して上から下にカードを回してください」(動画では”5+1=6”)

・再び前を向いて選んでもらったカードを探します。

・今度はしっかり当てることができました!

種明かし&解説

このマジックはそれほど難しくはないのですが、手順がとても重要です。

各所でポイントはあるのですが、部分的に覚えると手順を間違う原因となるので一連の流れで覚えてください!

選んでもらったカードも見ず、心の中で思った数字も聞かずにカードを当ててしまうので成功したときのインパクトはとても大きいです!

是非チャレンジしてみてください!

種明かし&解説

ランダムにトランプを10枚出します

→本当にランダムに10枚選びます。どんな選び方でもOK!

トランプを裏向きに混ぜます。その後相手にも混ぜてもらいます

→自分だけではなく、相手にも混ぜてもらいましょう!どんな混ぜ方でもOK!

ここからマジシャンは後ろを向いて相手に指示通りにやってもらいます

完全に後ろを向いても構いません。

→しかし必ず後ろを向かなくてはいけない訳ではなく、指示が相手に伝わってなさそうな雰囲気があればその都度少し前を向くくらいはいいです!臨機応変に対応してくださいね!

「トランプの束の1番上のカードを見て覚えてください。覚えたらもう一度、束の上に戻してください」

→セリフの通り、相手にカードを覚えてもらいます。数人いれば皆さんで覚えてもらいます。ここではマジシャン何もしません。

「次に心の中で1から10までの数字を思い浮かべて、その枚数だけ上から下にカードを回してください」(動画では”5”)

相手が数人いる場合は皆さんで共有してもいいですが、マジシャンにわからないように”声を出さないように”という指示をしましょう。

ここで一度マジシャンは選んでもらったカードを当てにいきます。しかし、わからないのでもう一度探します。

→相手の方を向いて探す作業に入ります。ここまではマジシャンは指示を出すだけなのですが、ここから少し仕掛けていきます!

まずは探すふりをしてトランプの表を見ていきます。この時に上下の順番を変えるような見方をします。

→右手に束ごと持ち、上から1枚ずつ左手で取っていきます。最後まですると上下の順番が完全に入れ替わります!

さらに10枚を広げて、今度は半分ずつ(5枚ずつ)に分けます。わからないふりをしながら、そのまま戻すのではなく上下を入れ替えて戻します!

再度後ろを向いて指示を出します

→もう一度、後ろを向くだけです

「次は先程思い浮かべた数字に”1”を足して上から下にカードを回してください」(動画では”5+1=6”)

→はじめにやった方法と同じようにやってもらいます。1を足すのを忘れないようにセリフには気をつけてください!

再び前を向いて選んでもらったカードを探します。

→再び相手の方を向いて探します。

これまでの手順通りに進んでいれば、選んでもらったカードが上から4番目にあります。(裏向きの状態で上から4番目)

このカードを相手に見せて答え合わせをします。

今度はしっかり当てることができました!

手順通り上手くいっていればここで終了!お疲れ様でした!

失敗の原因によっては対処できますので、続きもご覧ください!

失敗しても対処できる場合がある!?

自分のミス

手順を間違えたり、指示の仕方を間違えるような「マジシャン側のミス」に関しては対処できませんので、笑ってごまかしたり、素直に謝ってください(笑)

相手が指示とは違うことをしたとき

この手のマジックでは相手がわざと違う動作を入れてくることも考えられます。マジシャンは指示の最中は後ろを向いていますので、違うことをされても分かりません。

  • 指示は完璧にした自信がある。
  • 相手がニヤニヤしてたり、雰囲気がおかしい

などと感じたときは率直に「指示以外のことをしたでしょう!」と言ってみるのもありです。

それが当たっていれば相手は「バレた!」と思うでしょうし、マジックの失敗も笑いに変えることができます。

それにも当てはまらなければ普通の失敗ですので笑ってごまかしたり、素直に謝ってください(笑)

まとめ

選んでもらったカードも見ず、心の中で思った数字も聞かずにカードを当ててしまうので成功したときのインパクトはとても大きいマジックです!

数学的な法則で”そうすれば、そうなる!”というものなので手順を間違えないように気を付けてやりましょう!

テクニック不要で、簡単なマジックですのでトランプマジックのレパートリーに入れてみてはいかがでしょうか!

※他にも数字のマジックを紹介していますのでこちらも是非ご覧ください!

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