今回はお札を使ったマジックを紹介していきます!
近年、「おサイフ携帯」の機能がスマホに標準装備されてきたり、「○○ペイ」と呼ばれるバーコード決済が一般化されつつあります。いわゆる”キャッシュレス化”が進んでいます。
マジックはそのようなハイテクなものとはかけ離れたアナログなテクニックで行います。便利になる世の中の物事に反して、手先やトークのみで相手を楽しませる”マジック”は更に非現実的になり、今後価値があがるのではないかと予想しています。
本記事ではキャッシュレス時代に反して、お札(紙幣)を使ったマジックを紹介していきます!是非、最後までご覧ください。
お札のマジックをする場面とは?
毎日みなさんは財布を持ち歩いていますよね!なのでいつでもできます!!
と言っても、突然前振りもなくマジックをはじめてもビックリされるだけです。自然な流れで、さらっとできればとてもカッコいいです。なのでどのような場面ですればいいのか、いくつか事例を紹介していきます!
デート・飲み会のとき
デートや飲み会のお会計前にさらっとやってみましょう!
例えばデートの際、5,000円の食事に対して「これで支払いお願い!」と女性に1,000円を渡します。女性は「足りない!」「私が残り払うの?」となりますよね?このままだと男性の評価はおそらく下がります。
ここで「間違えた!ちょっと待って!」と1,000円を5,000円や10,000円にマジックで変えたら支払いができる事はもちろんですが、相手を楽しませることができます。初デートなら最初からインパクトを与えられていい感じです。
ガッツリとマジックをするのもいいですが、お会計前にさらっとできればカッコいいですね!飲み会でも同様に使えます!
お正月
お正月といえば”お年玉”ですね!
お年玉も子どもの年齢が上がるにつれ、金額も上がっていくのだろうと思います。お正月でもありますし、どうせならマジックを使ってお年玉を渡すのがおすすめです!
例えば、10,000円渡すつもりの子に1,000円を入れておいて、子どもは正直なので「昨年より少ない!」とか言うと思います(笑)
言われたらマジックで1万円札に変えてしまいましょう!
どこでも!私のやりたいシチュエーションを紹介
上記で「デート・飲み会」「お正月」を代表例として紹介しましたが、お金を出す場面であればどんな場面でも違和感なくできます。
私はやったことないですが、今後やってみたいシチュエーションがありますので1つ紹介します。
それは海外旅行で日本円を現地の紙幣にマジックで変えてコミュニケーションを取りたいです!
昨年、タイに旅行へ行ったのですが英語でなんとかコミュニケーションが取れますが、中にはタイ語しか通じない場所もありなんとなく支払いをしました。そして何事もなく「コップンカップ」(タイ語でありがとう)と言って終わりです。
その時は思いつかなかったのですが、タイで日本円を出すというボケをかましてから、マジックでバーツ(タイの通貨)を出していたらどんな感じになったのか。(そもそもタイ人にマジックが通じるのか)旅の中の一瞬の時間かもしれませんが、印象深い一瞬になったのではないかと思います。
もし言葉が通じなくても、同じ空間を楽しめたらそれはまた特別な旅の思い出になるはずです。次に海外旅行行くときはマジックをしっかり仕込んで、現地の人々とコミュニケーションを取りたいと思っています!
お札を使ったマジックの注意点
硬貨でも紙幣でもそうですが、使用するのは本物の”お金”です。お金はとても身近なもので面白いマジックができますが、トラブルにもなりやすいです。
例えば、1万円札をお借りして千円札に変えるマジックをします。返すのを忘れていて、それがすぐに気づけば返せますが、時間が経つと何が真実なのかわからなくなっていきます。ふとしたときに「返した!」「返してない!」のトラブルになりかねません。なので、借りたらマジック後すぐに返しましょう。
また、借りたお札が新券だった場合は折ったり曲げたりしてもよいか聞くようにしましょう。お札に折り目がつくのが嫌な方もおられます。
余裕があるならば、キレイなお札を数枚用意してマジック後に交換するのも良いかと思います。私がバーでしていたときは、お客さんに聞いて、キレイなお札を希望されたら交換していました。
お金を使ったマジックは現象が面白いので是非チャレンジしてもらいたいです!気をつけるポイントをおさえれば問題ありません!
お札を使ったマジック紹介
それではマジックの紹介をしていきます!今回のマジックは相手から借りた千円札が1万円札に変わるマジックです。特別な道具は使わず、少しのセッティングでできます!
まずは『実演』の動画、記事をご覧ください。
マジック(実演)
・まず相手に千円札をお借りします。
・千円札を小さく折りたたんでいきます。
・おまじないをかけ、広げていくと・・・
・千円札が1万円札になっています。
種明かし&解説
→あらかじめセッティングが必要です。折り方はすべて『自分から見て、相手側へ』です。お札を横に持ち、左から右へ折ります。次は下から上へ、次は左から右へ折り、さらに下から上に折ります。
→最終的に下の写真のような大きさになり、右手の中指、薬指付近で相手から見えないようにして持ちます。
・まず相手に千円札をお借りします。
→どんな千円札でもいいです。写真は何回もマジックをしたので折り目がついています。練習のときは折り目がついているとやりやすいので、慣れるまでは折り目がついているお札でやりましょう!
→このとき、右手でセッティングした1万円札を親指で浮かせ、相手から見ると千円札の裏に1万円札が来るようにします。話ながら千円札を左手から右手に持ちかえる動作でやります。
・千円札を小さく折りたたんでいきます。
→折り曲げる方向は『自分から見て、相手側』へ折っていきます。このときに、1万円札の存在がわからないように右手と千円札の裏に隠しながら写真の状態まで折って行きます。
・おまじないをかけ、広げていくと・・・
→おまじないをかけながら、最後に折るとき1万円札ごと折り曲げます。すると相手側に1万円札がいきます。
→相手側にきた1万円札を広げていきます。広げ方は折るときの逆にしていくと違和感なく1万円札が現れたように見えます。
・千円札が1万円札になっています。
→広げながら右手に千円札を回収するのを忘れないように気をつけましょう!終わったら千円が右手にセッティングされている状態ですので1万円札を千円札に変えてもいいですね!
まとめ
お札のマジックはいつでもできますが、お会計の前や何かお金にかかわる事をするときにやるのがおすすめです!お札でサラッとマジックをするととてもカッコいいですね!
特にデートや飲み会などにはピッタリで、その場を盛り上げることができます!
お金の事なので貸し借りはきちんと行ってください。相手から借りた場合、マジックが終わったらすぐに返してください。トラブルなくきれいに終わりましょう。
今回紹介したマジックは少しの準備でできるマジックです。一度覚えればどこでも使えるマジックですので是非マスターしてください!