今回はトランプマジックのテクニック”ダブルリフト”を紹介します!
このテクニックはトランプマジックの基本とも言えるのですが、バレてしまっては台無しになるのでしっかり練習する必要のあるものです。
マジシャンの中では『基本かつ究極のテクニック』などと言われることもあります。
そんなテクニックを本記事では紹介していますので、ぜひ最後ご覧ください!
ダブルリフトとは
簡単に説明すると『1度に2枚ひっくり返す』テクニックのことです。
トランプマジックのあらゆる場面で使われており、このテクニックを習得するとより驚きのあるマジックができます。
しかし、実際にマジックに取り入れて演じるにはそれなりに練習が必要です。
1週間もあれば2枚同時にひっくり返すことができると思いますが、バレないように、怪しく見えないようにするには1ヶ月は毎日練習したいところです。
覚えておくとできるマジックの幅がかなり広がるものです。なので”ダブルリフト”はぜひ覚えてもらいたいテクニックです!
ダブルリフトを使うマジック
ダブルリフトを使うマジックはたくさんありますが、その中で有名なマジックを1つ紹介します。
”アンビシャスカード”という有名なマジックなのですが、現象は「真ん中に入れたカードが一番上に上がってくる」というものです。
ダブルリフトだけでできるものではないのですが、トランプマジックの代表と言っていいものですので今回紹介します!
どんなものなのか動画でチェックしてみてください!
ダブルリフトのやり方・練習方法
「2枚同時にめくる」のですが、ポイントがいくつかありますので紹介します。右利きという前提で進めていきますので、左利きの方は逆に置き換えてやってみてください。
基本のポジション
写真のように左手にデックを持ちます。普通に持つと人差し指がカードの側面にくるのですが、マジックをするときは上にかかるように持ちます。カードが落ちたりするのを防ぐためです。
「ディーリング・ポジション」というカードを持つ位置があるのですが、大体このような感じです。名前だけなんとなく覚えておけば大丈夫です。今後マジックを練習するときに、この名前が出てくるかもしれませんので紹介しました。
人差し指で2枚数える
デックの右側から右手の人差し指で2枚めくるのですが、このときのポイントがあります。
- 人差し指の腹で2枚数える
- 左手のデック全体を少し斜めにずらす
・人差し指でカードが1枚か2枚かをわかるように練習をしましょう!1枚取る、2枚取る、1枚取る、2枚取る・・・という事を何度も繰り返して2枚つかむ感覚を身に付けます。
・デック全体を斜めにずらすとめくりやすくなります。あまりにも大げさにやると怪しいですがめくる直前に少し斜めにするくらいであれば問題ありません。
2枚持ったらひっくり返す
2枚つかむことができたらデックの上に置きます。
「置くだけでしょ?」と思うかもしれませんが、実はここが重要です。2枚めくっている事がバレてはいけないため、置くまで気が抜けません。順番に解説していきます。
①2枚持ち、デックの上に添えながらずらします。
②端まで持ってきて、この辺りまできたら手を離します。
③優しく倒します。この時2枚がずれないように気をつけてください。
まとめ
ダブルリフトとは2枚同時にめくるテクニックです。バレてはいけないテクニックなのでしっかり練習してから披露しましょう。
覚えておくとできるマジックの幅が広がります。習得まで少し時間がかかりますがぜひ覚えておきたいテクニックです。